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ジャズを言葉だと理解できるようになれば、きっかけもつかめるのではないだろうか? 言葉には違いないが、未経験者にとっては、外国語である。音楽をかじっていたからといって、いままで読み上げることしか出来なかった人が、自分で流暢に話せるだろうか?ちょうど、日本人の英語力というのにも通じる。読めて、意味が理解できたとしても、話せることにはつながらないのだ。 どうすればいいのか? よく、先輩にアドリブをどうすれば出来るようになるのかを、質問する人がいる。 返ってくるのは、(1)「とにかく、CDを聞いて、フレーズをコピーしなさい」とか、(2)「しっかり理論を勉強しなさい」、(3)「スケールや分散和音の練習をしなさい」、(4)「セッションでとにかく場数を踏みなさい」という意見だと思う。なぜ、そんなことを言われるかよくわからないという人も多かっただろう。だが、言葉だと思って考えてくると、おのずと答えは見えてくる。 外国語の勉強をすると考えれば、 (1)フレーズをコピー→外国語の単語や文例を暗記する (2)理論を勉強する→文法をたたきこむ (3)スケールや分散和音を練習→話し方を勉強する (4)場数を踏む→とにかく、思い切って外国人と話すこと につながるのだ。 言葉を知らなければ話すことも聞くことも出来ない。文法を知らなければ、正しく話すことが出来ない。話し方がわからなければ、片言の単語の羅列になってしまう。場数を踏まなければ、実際に話そうとしても、緊張して言葉が出てこないのである。 そういわれると、やることがいっぱいあって大変だと思うかもしれない。 しかし、恐れることはそんなにないと思ってほしい。
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